2020年1月31日イギリスがEUから離脱しました。
イギリスは、EUから離脱したことで貿易に大きな影響が出るとされていますが、日本人のイギリスへの旅行に影響は出るのでしょうか?
通貨
EUでは単一通貨としてユーロが導入されています。そこで、EUを離脱したイギリスの通貨はどうなるのか気になりますが、イギリスはもともとユーロを使用しておらず、ポンドを使用しているため影響はありません。
入国審査
気になる入国審査ですが、日本人には直接的な影響はなく今までと変わらない模様です。
しかし、いままでイギリス人同様の入国審査を受けていたEU圏内の国民は、イギリスのEU離脱によって、EU圏外の国民と同じ入国審査を受けることになる可能性があります。
そのようになれば、今まで日本人が使っていたゲートにEU圏内の国民も入国審査を受けることになるため、混雑が発生する可能性があります
ちなみに、EU圏内の国は「シェンゲン協定」で自由に出入りすることができますが、イギリスとアイルランドはその協定の対象外で、入国審査を必要とします。
ヘイトクライム
イギリスではEU離脱の国民投票後にヘイトクライムが急増したらしく、外国人に対しての憎悪が懸念されています。地方では差別意識が強いイギリス人もいるらしく、今回のEU離脱によって差別意識に拍車をかけるかもしれません。
イギリス人の差別意識が高まれば、外国人(旅行者)への対応も悪くなるかもしれませんが、心配するほどでもないでしょう。(おそらく)
ブレグジットで旅行に関わる事柄を3つ挙げましたが、どれもあまり影響は受けないようです。また、いくつか記事を見ましたが旅行に大きな影響を与えるというような情報は得られなかったので、全体的にイギリスへの旅行に影響はないように見えます。